PCLは、ACLと比較して、負傷後に治癒して機能を回復する固有の能力を備えています。PCLには膝の屈曲中にさまざまな張力が加わり、伸長位置でのPCLの治癒は慢性的な不安定性と障害につながる可能性があるため、保存的または術後のリハビリ中のPCLの生理学的に正しい配置は重要です。PCL断裂後の不十分な治癒は、慢性膝前部痛や膝OAなどの重大な病状を引き起こします。

Rebound PCLは、リハビリ中に生理学的に正しい動的な力をPCLに加えます。脛骨の動的負荷は、下腿領域に前方方向の動的な力を加え、脚の前面に対向力を加えることによって生成されます。

• Dynamic Tension System™（DTS）は、膝が屈曲するときに脛骨への負荷を増やして治癒を促進するように設計されており、治癒させるPCLへの負荷を減らすのに必要な前方引き出し力をもたらします。
• 3つのシャーノブオプションにより、患者ごとに生化学的に正しく後脛骨荷重をカスタマイズでき、腫れの場合などに調整できます。
• 伸展ストップと屈曲ストップ付きの多軸ヒンジにより、可動域を調整できます。
• ユーザーに快適さを提供しながら、独自のSensil® シリコーン下腿ライナーとドスキン大腿ライナーによってずれを減らす軽量の装具です。
• 前方が開いていることで着脱が容易となり、後方フレームにより最適なサポートを与えます。

PCL断裂の手術なしの処置 以下の術後のリハビリ： - 部分的なPCL断裂 - PCL再建/増強 - PCL再置換